拳参(けんじん)について

拳参(けんじん)について

 拳参(けんじん)はタデ科PolygonaceaeのイブキトラノオPolygonum bistorta L.の根茎を乾燥したものです。味は苦く、性は微寒です。
 漢方では熱病による下痢、気管支炎、肝炎、痔出血などに用います。民間では毒蛇に咬まれたときに内服すると同時に傷口の周囲を湿布します。腫れ物や乳腺炎、耳下腺炎、神経性皮膚炎などには患部の湿布に利用します。
 痔や腫れ物の外用するほか、ヨーロッパでは葉を煮て食用とする地方もあります。

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